イタリア語の文法書・文法中心のテキストレビュー|独学支援 イタリア語これも1つのはじめかた|

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 イタリア語学習本レビュー イタリア語学習本レビュー

    【日本語で書かれた本】
  1. イタリア語文法書
  2. イタリア語テキスト・会話(リスニング)
  3. イタリア語問題集・試験対策本
  4. イタリア語単語本・辞書
  5. イタリア旅行ガイド本・旅行会話集

  6. 【イタリア・世界を知る本】
  7. イタリア料理・歴史・文化の本
  8. 世界の文化・食・言葉 他

  9. 【イタリア語で書かれた本の紹介】
  10. 世界の童話のイタリア語版
  11. イタリア各地のおとぎ話
  12. 日本漫画のイタリア語版

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 レビューについて

  ご紹介した本の適性は個人のレベルや学習スタイルにもよります。
感想は私の個人的感想であることをあらかじめご了承下さい。
また当方の学習が進み、後日再学習に使用した場合は再学習後のレビューを追記しています。当初と使用方法を変更したりすることによって当初と異なる感想を持つ場合があります。
※「目的」とは当方の購入した当初の目的です。

イタリア語テキストのレビュー [1][2][3][4][5][6][7][8]  

[ イタリア語テキスト新刊情報と刊行履歴 ]   

 【2013年 各出版社 イタリア語テキスト新刊情報】

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  1. 2013/05/28 語研 Twitter|Facebookで今すぐ使えるヨーロッパ4か国語表現600
  2. 2013/05/25 東洋書店 イタリア語入門講座
  3. 2013/01/30 三修社 耳が喜ぶイタリア語リスニング体得トレーニング

イタリア語文法書レビュー 01 イタリア語 文法書・文法中心のテキストレビュー

【ベレ出版】
しっかり学ぶイタリア語
(一ノ瀬俊和)
発売日12/2001

<目的>
初級基礎文法書
<感想>
CD付き。簡潔で解りやすい。ごちゃごちゃ細かいことが書いていないので、とっつきやすい。これで一通学習した後はもう少し詳しい文法書が必要です。この1冊では問題量が少ないので、実用イタリア語検定の4・5級レベルの範囲を補うにはやや不足。ただ文字も大きく、説明が簡潔なので、最後まで飽きずに進める(読み通せる)ので、最初のステップにとてもおすすめです。とにかく一番初めは最後までページを進めることができる量のものが良いです。それが次のステップに行く自信に繋がります。
【白水社】
イタリア語のABC
(長神 悟)
発売日01/2003

<目的>
基礎文法書 その2
<感想>
噂に違わぬ良本。左記より若干内容が深い(?)範囲が広い?ように感じる。2冊目として最適。この本からはじめるのも良いけど、上記からの方が易しいので入りやすいかな。個人的な感覚なんですが、使用されてるフォントが少し堅いので、勉強うんぬんの前に構えてしまう。でも、内容が充実しててとてもよいです。
【国際語学社】
本気で学習する人の参考書
らくらくイタリア語 文法+(から)会話
(近藤 直樹 /共著 Capasso Carolina)
発売日12/2008

<感想>
CD付きです。1つの叙法につき、それを使った纏まりのある会話文があります。形容詞や名詞といった初段階の部分から纏まりある会話があり、基本的に成句を除いて単語1つ1つの説明はありません。(会話文全体の日本語訳はあります。)文法解説の後の問題の方もその解答とともに日本語訳はありません。そういう点で入門書としては厳しい部分あるかも知れません。簡単な文法を押さえた人向きだと思います。問題の量もそれなりにボリュームがあります。他の文法付き問題集の多くは、直説法現在形と近過去までが詳しくて、半過去以降の解説が軽く流れるか、若しくは全く省かれている事が多いが、この本は、半過去・未来(単純・前未来)・受動態・接続法(現在・過去)・条件法(現在・過去)・関係代名詞・ジェルンディオあたりも解説が分かりやすく、解説が丁寧です。それぞれの用法の違いを例文を用いて解説しています。あと、NeやCiの用法も理解しやすかったです。近過去と半過去があいまいな人にオススメの1冊。
【ナツメ社】
イラストでわかる
イタリア語文法+トレーニングブック

(京藤好男)
発売日08/2011

<対象>
入門者向け基礎文法書
<感想>
NHKラジオまいにちイタリア語でもお馴染みの先生。この方の著書は全体的に入門者・初心者向けが多く、表を活用して説明がコンパクトです。今回の本も初級者向けです。全体の3分の2が冠詞・形容詞・現在形動詞です。残り3分の1に近過去・半過去・大過去・再帰動詞・未来・前未来。接続法や条件法は残念ながらありません。 タイトルに「イラストでわかる」とあるように、イラストが多いのが特徴ですが、ツッコミを入れたくなるくらい、ちょいちょい不思議なイラストがあります。堅苦しいのが嫌いな人には良いかも。イラストよいところは、過去・現在・未来といった「時制」を表現する時の解説がわかりやすい。たとえば過去と言っても、近過去形を使うべきか、半過去形か大過去なのか・・・タイムテーブルのイラストによって、文章ではわかりにくいポイントを易しく説明しています。ここが良いポイント。あと「+トレーニングブック」とありますが、本文内に練習問題はそれほどありません。各パート毎にミニテストという1ページの半分くらいの理解度確認問題が少しあるくらいです。 本文が終了してから、付録のような形で別冊(切り離せる)があります。こちらが「トレーニングブック」・・・といっても問題集というよりも、重要点まとめチェックといった感じです。

【白水社】
イタリア語文法ハンドブック
(小林 惺)
発売日09/2006

<対象>
中級者向け 文法書
<感想>
この本は帯に「手軽なサイズで中級レベル」と書かれている通り、入門者向けではありませんが、入門・初級で学ぶ文法内容をより深く、細かく説明しています。初級者向けの文法書を1冊こなした後に、より正しい使い方を学ぶために、手にとる事をおすすめしたい。この本を読んで、ひとつの品詞(単語)でこれほど異なるニュアンスを出せるのかと驚きました。基本文法書では、わからなかった細かな表現、曖昧な表現を学ぶことができるのが本書かと思います。用法ごとに例文があるので、理解しやすいです。 ただ、本当に細かいのですべて暗記するのは難しい・・・。例えば、前置詞「a」の用法だけで、15の用法が説明されています。 最後に。本書は文章を書くときなど、わからない時に辞書のように調べるための文法書にはむかず、本当に正しい文法(用法)を学ぶため(読む)に使う本だと思います。
【白水社】
イタリア語 やさしく、あなたに…
(上野 貴史)
発売日03/2006

<対象>
入門者向け基礎文法書
<感想>
全体的に話し口調で説明がなされていますので、講義を聞くような感じで、畏まった難しい印象を与えません。タイトルの通り、非常に易しい説明。これまで英語を除くヨーロッパ言語を学んだ事がない方で、かつお堅い文法書を買ってしまって、人称や冠詞・名詞等の性(文法性)といった初段階でつまずいてしまった方におすすめ。英語との比較とあったりして、とっつきやすい。イタリア語の基本の考え方の部分にたくさんページを割いている分、文法は現在形の不規則動詞の解説まで。2冊目の基本文法書が必要になります。入門を終えた初級者さんには物足りないかも。他の入門書ではあまり見かけない内容で良いところは「接尾辞」や「接頭辞」の解説があるところ。
【丸善】
はじめてのイタリア語 楽しく歴史も学べる
(著:近藤 直樹/カパッソ・カロリーナ ,翻訳: 岩倉 具忠)
発売日12/2006

<目的>
文法書と歴史
<感想>
ほぼ、読み物です。文法解説は詳細ではありませんが条件法までの範囲の文法まとめが簡潔にまとまっています。「はじめての」とタイトルにありますが、登場する単語に関する訳はなく、まったくの入門者には向きません。一通り基本を学習した人のまとめ本+歴史小ネタ。歴史と言っても、ローマ、フィレンツェ、ヴェネツィア、ミラノ、ナポリの都市のお話です。知ってると旅行が少し楽しくなるかも…な話。深い歴史の話は期待してはいけません。
【白水社】
イタリア語のしくみ
(著:野里 紳一郎 )
発売日05/2005

<目的>
文法の復習
<感想>
わかりやすい。文法を文法用語を用いず、すべて「読み物」の状態で文法が説明されています。イタリア語の講義、先生が話している言葉がそのまま本になった、というような印象をうけます。あいまにコラムがたくさん挟まれていて飽きない。暗記のための表(人称変化表や動詞活用表)はありません。これに関しては自身でまとめる必要がありますが、それは他の文法書でたいていあるので、そちらと併用すればいいと思います。表で解説をコンパクトにしていないので1つの内容の説明が長くなりページ数を食っている。だからゆっくりしたペースで勉強したい方向け。
【国際語学社】 Nuovo!
いちばん最初に始める参考書
まずはこれだけイタリア語 (CD book)

(著:小原 耕一)
発売日05/2005

<感想>
最初の1/3は発音のために割かれています。イタリア語をほとんど聞いた事がない人に、まず音やリズムを慣れてもらうための部分かな。単語と発音が続きます。方角や指示代名詞もあるので、指差し会話ができそうです。既に別の本で、学習をはじめている人は退屈に感じるかもしれません。構文は肝心な文法の解説を飛ばしすぎている。次に実用部分は旅行会話へと続きます。ホテルやレストランで使える一文ですが、文法上の説明はありません。参考書というよりは、旅行会話本のような印象。学習者向けではないように感じます。


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