イタリア語テキスト・会話(リスニング)テキストレビュー |独学支援 イタリア語これも1つのはじめかた|

   Primo   Informazione(Blog)  Libro   Esercizio   Pausa Email/Link

 イタリア語学習本レビュー イタリア語学習本レビュー

    【日本語で書かれた本】
  1. イタリア語文法書
  2. イタリア語テキスト・会話(リスニング)
  3. イタリア語問題集・試験対策本
  4. イタリア語単語本・辞書
  5. イタリア旅行ガイド本・旅行会話集

  6. 【イタリア・世界を知る本】
  7. イタリア料理・歴史・文化の本
  8. 世界の文化・食・言葉 他

  9. 【イタリア語で書かれた本の紹介】
  10. 世界の童話のイタリア語版
  11. イタリア各地のおとぎ話
  12. 日本漫画のイタリア語版

【PR】




  このページのトップへ戻る

 レビューについて

  ご紹介した本の適性は個人のレベルや学習スタイルにもよります。
感想は私の個人的感想であることをあらかじめご了承下さい。
また当方の学習が進み、後日再学習に使用した場合は再学習後のレビューを追記しています。当初と使用方法を変更したりすることによって当初と異なる感想を持つ場合があります。
※「目的」とは当方の購入した当初の目的です。

イタリア語テキストのレビュー [1][2][3][4][5][6][7][8]  

[ イタリア語テキスト新刊情報と刊行履歴 ]   

イタリア語テキスト会話リスニングの本レビュー 02 イタリア語テキスト・会話(リスニング)の本レビュー

【ベレ出版】
日記を書いて身につけるイタリア語
(張 あさ子)
発売日04/2012

<感想>
「気持ち」を上手に表現する力がつくテキスト。ボリュームも満点。日記は実際に行った出来事を書くというのもありますが、"楽しかった"や"〜だったらいいな"など、自分はどう思ったのか「感情」を書きたいですね。このテキストでは感情や性格などを現す単語(形容詞や名詞)が豊富に出てきます。またそれを使った例文が豊富にあり、使い方を実践的に学ぶことができます。形容詞だけではなく、動詞の細かなニュアンスの違いを学べるのも、とても良いところ。 たとえば「〜だったらいいな」など、あいまいな表現。これには可能性がある期待(願望)なのか、可能性がない妄想のような願望なのか、違いがありますね。このようなニュアンスの違いを知ることで、細かな機微を豊かに表現することができます。使いたい表現を感情ごとに、辞書のようにして使うこともできます。忘れた時に便利です。例文には、仮定文もあり、条件法や接続法も含みます。本書の主題に入る前には文法のおさらいページがあります。本書の趣旨を考えると、この部分はおまけに当るわけですが、簡潔にかつ、わかりやすく文法の説明がしてあります。とても重宝します。おすすめです。
【NHK出版】
こんなとき、どう言う?イタリア語表現力トレーニング
(中矢 慎子)
発売日09/2014

<感想>
CD付き。 表現力トレーニングとタイトルにあるように、自分の伝えたい事を「より気持ちにそった言葉」で表現する力を養うことを目的としたテキストです。1パターン表現から脱したい方におすすめです。では、テキストの構成について。数学の公式のように、「+(プラス)○○単語で、このような表現に」という「式」形式で書かれています。この公式を覚えると、単に「例文を丸暗記する」のと違って、単語を変えて、色々使い回しができるようになります。その式は伝えたいテーマ、たとえば「断る」に対して、5つの表現式(パターン)が示されています。各テーマ、5パターンを学べます。ページの構成について。見開き(2ページ)を1セットとして構成されています。見開き右側に、使用する式を5パターン(5段)とそのニュアンスの説明。それを使う例文(日本語のみ)が左ページに書かれています。他に、例文で用いる単語が全てではありませんが、示されています。次の見開き(裏2ページ)、左側に例文の回答(イタリア語のみ)と、例文の解説が左側にあります。日本語の例文に対するイタリア語が同じページ内にないので、練習問題として練習するのにも便利です。また、右ページの式部分を隠せばヒントなしに翻訳練習できますから、段階を追って暗記させることができます。イタリア語例文の解説は主に表現に対するものです。文法的な説明は、品詞等文法用語で書かれています。たとえば「直説法現在の動詞が来ます」「条件法現在」という文法用語で説明されていますので、基本文法の学習を一通り終えた方の方が、理解しやすかと思います。文法テキストではありませんので、文法の解説はありません。5パターンの例の後ページには、その表現を使う練習問題がついています。これによって、パターンを利用する場面の想像がより明確にできます。
【白水社】
留学とホームステイのイタリア語
(花本 知子)
発売日06/2013

<感想>
特徴は、タイトルの通り「留学」に焦点を置いているところ。「ステイ編」「学校生活編」「街中編」「日本のことを伝える編」「資料編」とわかれています。留学時に想定される会話や学校やステイ先に送るような例文が中心になります。もちろん、そういった例文も役に立つのですが、この本の面白いところは、例文よりも情報の面にあります。
滞在費(アパート、下宿、ホームステイ)のおよその金額や送金についてや、また手続きのための用語など。もちろん、学費や滞在費は学校やその地域、あと季節によっても幅があります。ですが、留学を考えている方、興味のある方にとって第一歩となる情報ではないかと思います。また、資料編には、ビザの申請書や滞在許可書のサンプルが掲載されています。滞在許可書など、留学してすぐの入国後8日以内に出さなければなりません。おそらくその時はまだイタリア語もままならない時です。事前にどんなものを書くのか知っておけば、心にゆとりもできるでしょう。
私はカタコトのイタリア語で警察署に行って、どんな申請書で、どこに何を書くのかも良くわからずに現地でチャレンジしたので、色々大変でした・笑。こういうサンプルを掲載してる本がその時にあればよかったなぁと思いました。 また、この本は留学時に困るであろう良いツボが押さえてあります。特に、用語!これは留学時には、会話例文よりも必要になると思います。たとえば、ゴミの分別の用語、キッチンの用語など生活に密着した言葉です。これらはイタリア語そのものを学習するためのテキスト本では、あまりたくさんは見かけません。ですが、生活するとなったら、必要となります。現地に行けば覚えることですが、事前に知っていたら「楽」です。はじめての留学では恐らく色んな壁にぶつかります。ですが、事前に準備できることが多ければ、随分違いますよ!
【三修社】
耳が喜ぶイタリア語 リスニング体得トレーニング
(ジョヴァンニ アモレッティ、監修:日伊学院)
発売日01/2013

<感想>
タイトルとおり、リスニングに特化したテキストになります。レベルが3段階(ステップ)に別れています。実用イタリア語検定にも対応できるように意識されて作られているようです。ステップ1が検定5級、ステップ2が4級、ステップ3が3級以上との目安です。レベル分けの基準は文章の難易度というよりも、主に長さで分けれているように感じます。もちろん1文が接続詞などで長くなっているので、そういう意味では文法的に難易度が上がります。
音源の会話スピードはすべて同じくらい。レベルが高いとスピードが早いということは感じられません。非常に聴き取り安い話し方です。練習素材としては早すぎず、ゆっくり過ぎず良いです。ナチュラルスピードで収録したとありましたが、一般的にはもう少し早めのような・・・たぶん、そう感じるのは聴き取りやすい話し方をして下さってるせいかな。練習にとても最適。ちょうど良い速さです。
このテキストの驚くところは、ストーリー(文書の種類)の多さ。ステップ1で50種、ステップ2で40種、ステップ3で20種もの題材(ストーリー)があります。会話文ではなく、イタリア文化や慣習についてなどです。話の内容自体が、非常に興味深く楽しめます。読み物としても、面白いと思います。 ページの構成は、左側にイタリア語文、右側に日本語訳があります。日本語を完全に隠して、聞きながらイタリア語文を目で追う事ができます。イタリア語文の下には重要単語がいくつか訳が載っています。文法的説明はありません。CDは2枚に別れていて、1枚目が約68分、2枚目が約73分。とにかくこのテキストはリスニング素材が、圧倒的に豊富なのでお得に感じます。
【三修社】
口が覚えるイタリア語CD付
(森口 いずみ)
発売日08/2011

<感想>
イタリア語を話すことを主目的においたテキストです。表紙のキャッチに、このように書かれています、「文法はひと通りやった。成績だって悪くない。なのに、会話でイタリア語が出てこない方に!」と。そう、そうなんですよね。主に本から学習する独学者にとっては、特につまづき易いポイントです。 著者も書いておりますが、口慣れ、言い慣れることは、話すためにとても大事です。このテキストでは口慣れのために、短い文がたくさん用意されています。本の構成は、まず日本語の文があり、その裏にイタリア語訳があります。めくることで解答見られる仕組です。1ページに10題ずつ。日本語ページの下部に、ヒントとなる単語があります。下部にまとめてあるので、完全に隠して練習することができます。裏のイタリア語ページには文法ポイントが簡潔に書かれています。思い出す手助けになります。(文法が主目的の本ではないので、文法書としてご利用になるには足りません。)
このテキストのおもしろいポイントは、ページ(文章)の構成が、構文別なんです。つまり、近過去形、半過去形、最上級、条件方現在など。これはとっても良い!理解しているつもりでも、曖昧な部分が勉強していると出てくると思います。同じつくりの例が並んでいると、感覚的、それこそ「慣れ」で覚えやすくなります。
最後 にCD音源について。 日本語→ヒント単語(イタリア語)→イタリア語の順に流れます。電車やちょっとした移動中に聴くのにテキストがなくても学べます。CDは2枚組みで、77分31秒、74分50秒。
【白水社】
イタリア語発音トレーニング
(Chiara Zamborlin , 水野 留規, Francesca Miscio)
発売日12/2012

<感想>
タイトルの通り、イタリア語の発音に焦点を置いています。横道にそれず、まるまる一冊、発音の専門書。徹底しています。イタリア語を学ぶというよりも、「音楽」を学んでいるように感じます。 発音記号(/音声記号)の読み取りと、その正確な音の出し方、違いを学べます。なので、俗に言う「カタカナ」発音、カタカナ表記はなく、代わりに、「音声記号」で書かれています。本当に音楽のような、記号の暗号を解読するような楽しさがあります。1つ1つの発音を丁寧に解説してあり、CDの音声を聴いて繰り返すタイプの問題や、同じスペルでも発音が違うものの違いを聞き比べて学ぶ問題、オペラのアリアを実際に歌いながら学ぶなどの楽しい練習があります。
同じスペル、カタカナにすると同じ、強く発音する節も同じでも、発音が違う!というのがあるのだと知って驚かされました。その違いが絶妙で、何回も何回も、何回も聴いて、わかったような気がして、問題で間違える・笑。そして、聴き直す。最初はわからなさ過ぎて、落ち込むかもしれませんが、なんだかだんだん楽しくなってくるテキストです。それと音源はヘッドフォン推奨です。その方が絶妙な発音の違いが聞き取りやすいです。
【白水社】
Eメールのイタリア語
(竹下 ルッジェリ アンナ/堂浦 律子)
発売日03/2012

<感想>
日本語でもビジネス文書であったり礼状など、口頭では使用しない独特な慣用句や敬語、丁寧な言葉があります。イタリア語でも日本語と同じように手紙独特な丁寧な言い回しがあります。本書ではそれらを実例文とともに学ぶ事ができます。 イタリア語のメールと日本語訳の併記、例文でのポイント、慣用句などの説明が記載されています。 使い勝手がいいところとして、例は件名から挨拶、結辞まで全て記載されているので、テンプレートとして使用できる点です。また親称(tu)に向けたものと、敬称(Lei)に向けたものと、同じシチュエーションでも2パターン記載してあります。様々なシチュエーションが想定されていますが、中でもこれはいいなと思ったのは「履歴書」の書き方。 ほぼ箇条書きなので、他の文書に比べたら難しくありませんが、テンプレートとして実用的です。また、修行(仕事)を申し込むという例文もあります。実用的といえば、カテゴリとして留学に関するものがあります。学校に送るメールであったり、下宿先の家主へ送るメールです。これからイタリア語を学ぶ身である先方がわかっていたとしても、失礼のない文章を送りたいところです。 私は普段、形式的なメールは好みませんが、お悔やみや問い合わせなど、情況に応じた文書が必要な場合が必ずあります。そういう時に、便利な一冊だと思います。注意として、例文は過去形(近・大過去等含む)や接続法、条件法を含みます。文法的な詳細説明はありませんので、文法を学ぶには適当ではないと思います。
【国際語学社】
想いを伝えるイタリア語
手紙の書き方
−手紙・カード・Eメール−
(著者:近藤 直樹 /Capasso Carolina)
発売日12/2011

<感想>
イタリア語で手紙を出すルール、例えば、宛名の書き方や位置などの事から、よく使う手紙での文章の例文が書かれています。例文はフォーマルな表現や友人に使うような日常的な表現があります。日常的な手紙は、普段学んでいるようなイタリア語でOKですが、会社宛や面識のない相手に送る時は、口語では使わないようなフォーマルな書き言葉が必要。そういった時にこの本のような、書き始めや締めの言葉の雛形があると便利です。この本の特徴として、例の手紙が印刷活字と「手書き調の綴り字(筆記体)」とがあります。語学書ではあまり筆記体を読む機会がありませんが、日常では筆記体で書くイタリア人の方も、もちろんいます。(手書き)筆記体に慣れるのによいです。本の最初の方に、イタリアの小学校で習う「(手書き)書き方」が掲載されています。実際には書き方に個人差(癖)がありますが、覚えておくと便利です。また、例文について、挨拶から締めまでの1連のストーリー性のあるものと、用途に合わせた2〜3行程度の短い例文があります。短い例文は少しずつニュアンスの違う文章になっているので、手紙の書き方としてだけでなく、表現の仕方の勉強にもなります。最後に、単語訳や文法的な説明は要点を除いてほぼありません。基本的な文法学習を終えた方に適しています。
【ナツメ社】
12パターンで話せるイタリア語
(著者:京藤 好男 監修:Claudia Bergesio)
発売日06/2006

<感想>
CD付き。タイトルにあるように話すことを主に置いている本になります。初級者向け。旅行などで、実践的によく使う雛形文が12パターン選ばれています。パターンは基本部分なので、公式として覚えて、名詞箇所や形容詞部分を変えることで、会話に幅ができます。 この本の良いところは、前半に基本文法のまとめがあります。表形式で、この手の本としては非常にまとまりがよいです。忘れた時の振り返りにも、この部分は重宝するかと思います。 イタリア語の勉強をした事がない方や、まずは旅行に使えそうな文から知りたいという方は、この文法部分は飛ばして、パターン文を覚えるところからスタートする事をおすすめします。パターン文から覚えて、「ん?これはどういう事かな?」と文の構造に興味を思ったら、前半の文法箇所を見る、という風な使い方がよさそうです。 この本の対象者は「話す」ことに重点を置いている方なので、最初に文法「まとめ」から順番にページ通りに進むと、本来の「話す」ページにたどり着く前に、疲れてしまうかも。 会話部分で疑問をもったら前(文法)に戻るというやり方は、おそらく著者も推奨です・・・そういう作りになっています・笑。 なので、思い切って、前半を飛ばしてパターンから練習してみてください。全体的に字も大きく、ごちゃごちゃしたものが書いていないので、最終ページまで、興味を持って終えられると思います。
【三修社】 テキストレビュー
イタリア語会話55の鉄則表現
(監修 アントニオ マイッツァ)
発売日03/2012

<感想>
イタリア語を学ぶためのテキストを他に持っていて、サブテキストとして使用するタイプのものになります。全体的に初級者向けです。ページの前半は発音の基礎から文法のまとめ、数詞等の単語があります。まとめ部分はとても簡潔で、おまけ要素です。巻末数ページにもショートフレーズや単語が少しついています。まとめ範囲は現在・比較級・半過去・近過去で、イタリア語文法の最初に方に学ぶところとなります。
本題の内容について。基本会話でよく使う文の基本部分を学び、一部(単語)だけを入れ替えて様々な表現を作る、又、実践的に言える(話せる)ようにすることが目的の本です。例えば「私は○○です」という基本文(鉄則)を学び、○○に当てはまる「日本人」「会社員」というように言葉を入れて変えていくというものです。1つの基本文に対して7つずつ○○部分を入れ替えた例があります。基本文は上記のような基礎中の基礎を主に、旅行で使うような「何か頼む、尋ねる」文、疑問文「何、どれ、どのような」などを使った文が主になります。55とありますが、基礎部分を多く含みますので、ボリュームとしては少なく感じるかもしれません。短く、簡単な文ですから、ある程度学習している方は「易しすぎる」と感じる方が多いかもしれません。しかし、「短くやさしい」文は実践的に話す練習として、繰り返し「声に出して言う練習」に向いています。短い文でも意外と実践で出てこないものです。というのも、本から学ぶ事が多い独学者は声に出して話す機会が少なく、言い慣れていないから。書いてある文を理解したり、読むことは独学でも早い段階でできるようになるかも知れませんが、実際に「言う(話す)」のは、言い慣れていないと、なかなか出てこないものです。会話は短い文を重ねてできあがるので、こういう短く、一部を変えていく例文で話す練習をするのは良いです。
最後に。繰り返しになりますが「声に出す練習をする」サブテキストです。テキストの「はじめに」の中で、10日間で最後まで通すことを目標として推奨しています。つまりそのくらい文自体は短く易しいものになります。「言いなれ」練習したい方に適したテキストです。
【東洋書店】
笑いやーもイタリアー語
(高岡 靖 )
発売日03/2008

<感想>
左ページにイタリア語で小話が、右に翻訳があります。読む練習に良いです。1文1文に説明はありませんので、入門者はちょっとしんどい。語彙の説明もありません。ただ、1話完結のその1話が1ページに収まるか、ちょっと超えるか程度の長さの文なので、飽きたり、途中で読むのが嫌になるということはなく適度です。小話の内容についてですが、タイトルに「笑いやーも」とあるようにジョーク集になっています。ただ、笑いのツボが理解できないのが多々ある。そのためか、日本語訳の方でここがツボだよ的な説明がある。笑いに多大な期待はしない方がよいかも。ただ、こういうジョーク集からイタリアの文化というか考えがが少し覘ける点はおもしろいと思います。あと良いところは、こういうまとまった文を読むと、「言い回し」がわかって良いです。熟語というのか決まり文句の解説が少しあります。「こういう時はこんなふうに書くのかぁ」と、どうしても脈絡のない短文ばかりになる問題集とは異なった方向から学べます。
【明日香出版社】
CDブックたったの72パターンでこんなに話せるイタリア語会話
(ビアンカ・ユキ/ジョルジョ・ゴリエリ)
発売日07/2010

<目的>
文章単位での理解・暗記ために購入。
<感想>
文章には大まかな文法しか書いてないので、これからはじめる人向けではないけど、サブ教材として文章単位での聞き取りや理解には良いように思う。個人的には・・・CDの日本語の読み上げが、ナレーション語りなのがちょっと・・・日本語の方が圧倒時に耳に残って、時々邪魔をするのが残念だと思う。
【国際語学社】
本気で学習する人の参考書
らくらくイタリア語 文法+(から)会話
(近藤 直樹 /共著 Capasso Carolina)
発売日12/2008

<感想>
CD付きです。1つの叙法につき、それを使った纏まりのある会話文があります。形容詞や名詞といった初段階の部分から纏まりある会話があり、基本的に成句を除いて単語1つ1つの説明はありません。(会話文全体の日本語訳はあります。)文法解説の後の問題の方もその解答とともに日本語訳はありません。そういう点で入門書としては厳しい部分あるかも知れません。簡単な文法を押さえた人向きだと思います。問題の量もそれなりにボリュームがあります。他の文法付き問題集の多くは、直説法現在形と近過去までが詳しくて、半過去以降の解説が軽く流れるか、若しくは全く省かれている事が多いが、この本は、半過去・未来(単純・前未来)・受動態・接続法(現在・過去)・条件法(現在・過去)・関係代名詞・ジェルンディオあたりも解説が分かりやすく、解説が丁寧です。それぞれの用法の違いを例文を用いて解説しています。あと、NeやCiの用法も理解しやすかったです。近過去と半過去があいまいな人にオススメの1冊。
【高橋書店】
CDレッスン
驚くほど身につくイタリア語
発売日10/2008

<目的>
リスニングの耳慣れのために
<感想>
ストーリー性のあるリスニング教材がほしくて購入した。「聞いて」それを「書く」の練習用として使用中・・。
【白水社】
話すためのイタリア語
(高田和文)
発売日07/2002

<目的>
無理のない初級向けの物語(対話)のあるリスニング
<感想>
旅行会話中心。とにかく似たフレーズでも繰り返し声に出すことを練習するCD構成。練習文と練習文の間隔が短いので1回1回止めないとリピートするのは難しい。廃盤になったカセットのタイプの方が充実した内容だったようにと思う。
良い点は、リスニングの練習に良い。間に日本語は入らないので、イタリア語のまま理解する練習に適していると思う。またフレーズも長くないのでいい。文字に上げると非常に簡単文章ばかりですが、CILS初級の面接(オーラル)試験に出るような内容なのでその練習にもいいかも。
【三修社】
イタリア語聴き取りトレーニング
(入江たまよ)
発売日09/2004

<目的>
検定試験のリスニング対策として購入。
<感想>
入門者で耳が慣れていない状態で、この本からスタートすると挫折する。試験対策のリスニング問題が少ないのでこの本で補完。いきなりスタートするので、最初の一言を聞くのが難しく、男性の声は良いが女性の声が抑揚があまりなく聞きにくいかも。他のリスニング問題本よりも、よりナチュラルなスピードだと思います。問題自体(文章)が極端に難しいということはありませんが、慣れるまでがとにかく大変・・・。
【NHK出版】
ドクトル・ダリウスの事件簿-イタリア語で楽しむミステリー
(ダリオ・ポニッスィ)
発売日09/2009

<目的>
問題集についているCDがあまりに面白くない単なる文なので、楽しんでリスニングできる話に流れのある本を選択。
<感想>
難易度:中級〜
耳慣れのためにこの本からスタートしようするのは無謀だった。よく語学でたとえ理解できなくても聞くうちに一部聞き取れるようになるというが、入門者の頃の自分には無謀だった。
【その後】間に日本語はまったく入らないので、イタリア語のまま理解する練習によいかも。声の方の演技た楽しく、言葉に抑揚がある。綺麗な発音というよりも、癖がある人が登場したりと個性的なのもあり。そこがいい。ストーリー自体は凝った仕様ではありませんが、楽しい教材です。
【あさ出版】
イタリア語がびっくりするほど身につく本-Ciao!からはじめる
(鶴田真子美)
発売日04/2003

<感想>
簡単な会話とその簡単な文法が記載。基本的に旅行を想定した内容と思われる。さらっと読める。入門学習用としては物足りない。かんたん旅行会話にちょっとした文法的解説がついた感じ。


 【 カテゴリ別 本のレビュー 】
 |文法書テキスト問題集・試験語彙・単語旅行歴史・文化・料理

 |童話(伊文)地方発祥おとぎ話(伊文)漫画(伊文)世界の文化・食・言葉、他


 サイトマップ サイトマップ

  1. きょうのイタリア語・文化など
  2. イタリア語テキスト・問題集レビュー
  3. 練習問題:単語・活用表・品詞
  4. 聴き取りトレーニング素材
  5. ちょっとひと息:イタリア文化を知る
  6. イタリアの諺(ことわざ)
  7. イタリアンポップ・ロック音楽
  8. はじめてのイタリア語学習Q&A
  9. お問い合わせ

【PR】

【 独学におすすめ本ランキング 】

イタリア語の文法書 部門(初級)
第1位:しっかり学ぶイタリア語
第2位:イタリア語のABC
イタリア語の問題集 部門(初級)
第1位:基礎徹底マスター!イタリア語練習ドリル
第2位:文法から学べるイタリア語ドリル
イタリア語 中級者向け
第1位:日記を書いて身につけるイタリア語






 サイトマップ サイトマップ

  1. きょうのイタリア語・文化など
  2. イタリア語テキスト・問題集レビュー
  3. 練習問題:単語・活用表・品詞
  4. 聴き取りトレーニング素材
  5. ちょっとひと息:イタリア文化を知る
  6. イタリアの諺(ことわざ)
  7. イタリアンポップ・ロック音楽
  8. はじめてのイタリア語学習Q&A
  9. お問い合わせ

【PR】



Copyright(c)2010-2014 イタリア語これも1つのはじめかた All Rights Reserved