イタリア語これも1つのはじめかた イタリア語独学支援サイト − イタリア文化を知ろう その2

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  1. イタリア語の諺(ことわざ)・格言
  2. イタリア語の慣用句・成句
  3. 文007:イタリア起源:マゼンタ色
  4. 文006:日本と逆!小数点とコンマ
  5. 文005:忌み数字「17」のなぞ
  6. 文004:指差し注文1つ、2つ、3つ
  7. 文003:トマトの枝で蚊よけ?!
  8. 文002:女性の日ミモザを贈ろう
  9. 文001:新年は赤パンツで
  10. 食004:イースターのお菓子
  11. 食003:クリスマス菓子の1つ
  12. 食002:正月に食べてお金持ちに
  13. 食001:クリスマスケーキ
  14. 他006:イタリアの州の名前と場所
  15. 他005:ヴェローナ巨大ワインイベント
  16. 他004:イタリア統一150周年
  17. 他003:3日遅れのカーニバル
  18. 他002:世界遺産地域で雪まつり
  19. 他001:長大語、驚くほど長い単語

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 文化 006: 日本と逆!小数点とコンマ

自分の常識が、どこでも常識でないと思い知らされた事例その1です・笑。
イタリアでは小数点とコンマの使い方が日本とは異なります。
日本では0(ゼロ)が3つ、1000毎に区切りとして、コンマ[,]を打ちますが、イタリアでは、[.]ピリオド、小数点を打ちます。
  【例】1000を示す場合

       日本 1,000 = イタリア 1.000

面白いですね。では、小数点を表したい時はというと、今度はコンマ[,]を使います。
  【例】小数点以下 123を示す場合

       日本 0.123 = イタリア 0,123

このように日本と逆になりますので、注意が必要です。

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 文化 007: イタリア起源:マゼンタ色は戦勝地から名づけられた

今回 は色料の3原色の1つ、マゼンタ(マゼンダ)についてです。
マゼンタはよくプリンターのインクで「M」と表示されている色ですね。
赤色というより、少し紫がかった濃いピンクよりの色。
この色はなんとイタリアに大いに関係があったのです!!
マゼンタは「Magenta」と書きます。イタリア語でも同様。
と、言うよりも・・・
この名前はイタリア由来なのです。
1859年、イタリア統一戦争において、イタリアとフランスの連合軍がオーストリア=ハンガリー帝国軍との戦い(La Battaglia di Magenta)に勝利したイタリア北部の町、Magentaから取られています。実はマゼンタ(色)はイタリアで同年にできた合成染料なのです。
わぁ〜。今では印刷でなくてはならない色、マゼンタにこんな物語があったのですね。驚きですね。

「色」に関しての話題をもう1つ。
人間の体とはおもしろいもので、青い色を見ると涼しく感じるそうです。もちろん実際に気温が下がったわけでもないのに、体感温度は2〜4度も変わるそうです。これはすごいね。
そんな涼しいイメージの青だけど、15世紀のヨーロッパでは「暖色」グループだったそうだ。 これはビックリっ!! どういう感覚だったの?!って思ってしまいますね。 どうやら、聖母マリア様の影響があるようです。 青はマリア様を象徴する色。だから「暖かみのある色」だったわけですね。確かに描かれているマリア様の衣(ローブ?)は青が多いですね。しかし、まさかそこから暖いイメージがくるとは・・・視覚とは実に不思議なものです。

(ブログ版イタリア語これも1つのはじめかた2013/08/12-13再編)

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